[V-280] コンクリート床版における再振動の適用性についての実地試験
キーワード:再振動締固め、加振時間、ブリーディング、圧縮強度
コンクリートの品質を向上させる施工方法の一つに再振動締固め法がある。著者らは,再振動の最適な実施時期および加振時間について検討を行い,N式貫入深さが100mmの際に5秒程度の再振動を実施することで,十分に品質を改善できることを明らかにした。しかし,この結果は,実験的検討であり,実構造物への適用性に関しての評価は行っていない。そこで本研究は,コンクリート床版を模擬した大型供試体を用いて,再振動による品質向上について検討を行った。その結果,大型供試体においてもN式貫入深さが100mmの際に5秒程度の再振動を実施することで最も高い強度発現が見られ,コンクリート品質は改善されることを明らかにした。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン