令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレストレストコンクリート(2)

座長:渡辺 健(鉄道総合技術研究所)

[V-362] 鉄道PRC下路桁の桁高に着目したパラメータスタディと構造計画上の注意点について

〇見附 祐希1、九冨 理1、丹羽 健治1、岡田 典高1 (1.JR東日本コンサルタンツ株式会社)

キーワード:鉄道PRC下路桁、桁髙スパン比、景観的な連続性、重量、照査の前提項目、PC鋼材配置

鉄道橋の桁形式を選定する場合,前後の軌道面高さをできるだけこう上せずに計画できる構造形式としてPRC下路桁が採用される場合が多いが,PRC下路桁はスパン長が増大すると主桁高さ及び桁幅が大きくなる傾向がある.そこで、パラメータスタディにより,PRC下路桁の最大スパンに近い45mの複線桁の桁高に着目した限界桁高の算定及び桁高を低くする際の注意事項について,検討を行った.本検討では,応力状態や鋼材配置に注意する必要があるが,桁高スパン比1/13程度であればこれらの課題を解決可能であり,設計・施工,また同時に景観・日照権等のリスク回避も可能であることがわかった.

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