令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレストレストコンクリート(2)

座長:渡辺 健(鉄道総合技術研究所)

[V-366] 2 方向プレストレスを導入するワッフル型UFC 床版の専用架台での製作

〇福岡 純一1、藤林 健二1、杉山 貴教1、齋藤 公生2、藤代 勝2、木原 大樹2 (1.阪神高速道路(株)、2.鹿島建設(株))

キーワード:超高強度繊維補強コンクリート、道路橋床版、専用製作架台、2 方向プレストレス

著者らは、阪神高速道路1号環状線信濃橋入路の改築工事において、超高強度繊維補強コンクリートを用いた道路橋床版「ワッフル型UFC床版」を日本で初めて採用し、床版の高耐久化と軽量化、床版架設の急速化を実現した。ワッフル型UFC床版はスラブと橋軸・直角双方向のリブとで構成される形状を有する。この2方向のリブ内にはPC鋼材が配置され、プレテンション方式で高レベルのプレストレスが導入される。このように複雑な形状であるプレキャスト床版の製作には、専用の製作架台を必要とした。本稿ではこの床版の特徴と、専用架台を用いた製作について報告する。

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