[V-371] 衝撃弾性波法と開口合成法の組合せによるRC床版の水平ひび割れ検出の基礎検討
キーワード:RC床版、水平ひび割れ、多重反射理論、開口合成法、差分二乗値
本研究では,水平ひび割れを模擬した人工欠陥を含む供試体にて,衝撃弾性波法と開口合成法の組合せによる,水平ひび割れの平面的な位置および深さの推定手法について検討した.弾性波の多重反射理論に基づく水平ひび割れの検出方法では,平面的な位置の推定は可能であるが,深さの推定は困難であった.次に,差分波形を開口合成法の入力値とする方法を提案し,水平ひび割れの検出を行った結果,120mm以上の欠陥径で高い精度で欠陥の検出ができることが認められた.また,アスファルト舗装上から同様の計測を行った結果,アスファルト舗設前に比べ,検出性能が低下していることがわかった.
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