令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

品質管理・検査/ポンプ圧送

座長:桜井 邦昭(大林組)

[V-414] 動画像と連続RI水分計を併用した全量受入れ検査

〇倉田 和英1、松本 修治1、柳井 修司1、六本木 日菜子1、橋本 学1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:受入れ検査、動画像分析、フレッシュコンクリート、スランプ、流動性、RI水分計

コンクリート構造物の品質を確保するためには,所定のワーカビリティーを有しておらず,初期欠陥を生じるリスクの高いコンクリートや,骨材の表面水率の変動などにより単位水量が超過し,強度や耐久性に劣るものを,受入れ時に確実に排除することが重要である。通常は,抜き取り検査を行ってそのリスクを低減しているが,検査対象外の大部分のコンクリートの品質は目視で確認するのに留まっているのが現状である。そこで,筆者らは,フレッシュコンクリートの性状の適否を動画像分析により判定する手法と連続RI計測に基づく単位水量計を組み合わせ,受け入れるコンクリート全量の品質を連続的にリアルタイムで判定する方法について検討した。

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