品質管理・検査／ポンプ圧送

[V-416] ブーム圧送におけるコンクリートの圧送性評価手法に関する研究

〇島田 涼平¹、山田 大悟¹、橋本 紳一郎¹、南 浩輔²、三坂 岳広²、宮澤 友基² (1.千葉工業大学、2.前田建設工業)

キーワード：圧送性、ブーム圧送、加速度、管内圧力、コンクリートポンプ車、閉塞

既往の研究では、圧送性を施工現場で直接、簡易に評価・確認できる方法として振動加速度計を用いた手法が提案されている。この評価手法は配管による圧送を対象としており、ブーム配管を用いた圧送（ブーム圧送）での適用性は検討されていない。そこで本研究ではブーム圧送における簡易圧送性評価手法の確立を目的とし、ポンプ車および筒先近傍でブーム圧送の際の管内圧力と加速度を計測し、配管・圧送条件が圧送性に与える影響を検討した。その結果、ブーム圧送においても配管圧送と同様に、配管・圧送条件の違いを加速度のピーク値で確認できることを示唆した。