非破壊試験法(2)

[V-384] 屋外暴露した無筋コンクリート試験体における横波伝搬速度と起振周波数の関係

〇新井 佑一郎¹、坂本 浩之²、牛島 栄¹、佐藤 俊男¹、三上 創史² (1.青木あすなろ建設株式会社、2.株式会社地球システム科学)

キーワード：非破壊試験法、超音波横波、起振周波数、横波伝搬速度、経年変化

本論では、強度が異なる2種類無筋コンクリート試験体を用い、コンクリート中を伝搬する超音波横波の伝搬速度と起振周波数の関係を検証した。検証の結果、コンクリートに入力する超音波横波の周波数を高めると、横波伝搬速度が低下する現象が見られた。また、コンクリート強度が高まると横波伝搬速度の低下率が減少することも確認された。これらの現象は、既報の計測結果と同一である。