[V-437] 締固めを必要とする高流動コンクリートの振動締固め方法に関する検討
キーワード:高流動コンクリート、締固め、圧縮強度、1mm以上の気泡
本研究では,締固めを必要とする高流動コンクリートの締固め方法を把握することを目的に,その基礎段階として,振動締固めの有無と時間を実験条件とし,圧縮強度ならびにコンクリート中の比較的大きな気泡量に着目して検討した.検討の結果,本実験の範囲では,スランプフロー45cm程度の締固めを必要とする高流動コンクリートに振動締固めを行うことで圧縮強度が増加し,標準的なバイブレータの挿入間隔とした場合,締固め時間を5秒以下とするのがよいと考えられた.
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