令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

路面評価(舗装)(2)

座長:佐々木 恵(大成ロテック)

[V-530] 転がり抵抗係数推定に用いる一次元テクスチャのハイパスフィルタリングに関する検討

〇白井 悠1、川上 篤史2、姫野 賢治3 (1.株式会社NIPPO、2.国立研究開発法人土木研究所、3.中央大学)

キーワード:路面、テクスチャ、ハイパスフィルタリング、エンベロープ曲線、転がり抵抗

タイヤ/路面転がり抵抗係数の間接的評価方法として,筆者らは路面プロファイルを長波長と短波長に分けて求めた路面指標を組み合わせることで,速度別の転がり抵抗係数推定式を検討しており,このなかで,短波長領域の指標として0.5mm表面積比を提案してきた.0.5mm表面積比は,推定精度は良いが算出に必要な二次元テクスチャを測定には特殊な機械が必要であった.このため,本検討では二次元テクスチャより容易に測定できる一次元テクスチャを用いた指標の検討を行った.その結果,一次元テクスチャのハイパスフィルタリングにエンベロープ曲線を用いたフィルタリングの可能性や,0.5mm延長比が代替指標となる可能性を見出した.

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