令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断(2)

座長:塩畑 英俊(東日本高速道路)

[V-661] 大型車両に対する道路橋RC床版のひずみ計測と挙動評価

〇野城 翔也1、佐藤 靖彦1、山下 英俊2、高岡 満2 (1.早稲田大学、2.KSK)

キーワード:ひずみ、RC床版、FBG、FEM解析

本論文では,橋梁においてもっとも損傷が激しい床版が大型の車両に対してどのような挙動を示すかを調べ, 床版の状態から床版の損傷度および性能の定量的評価に向けた基礎的知見を得る. 実際に大型車両が通行する高速道路橋RC床版二枚の挙動のFGBセンサによる計測モニタリング,比較を行った.次に,現場計測を行なった千歳川大橋の床版と主桁を三次元にモデル化した非線形有限要素解析を行った. FBGセンサによって計測した結果から,主ひずみ, せん断ひずみ, 斜めひずみとひび割れ密度との関係性を見い出し,そのひずみの大きさを有限要素解析によって概ね再現できた.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン