[V-406] ハンドヘルド蛍光X線装置による飛来塩分量の測定方法に関する検討
キーワード:飛来塩分、ドライガーゼ法、塩害、蛍光X線、化学分析
JIS Z 2382に示されるドライガーゼ法による飛来塩分量の化学分析の省力化を目的として,屋外暴露したドライガーゼに付着した飛来塩分量をハンドヘルド型蛍光X線装置を用いて非破壊的に測定する方法について検討を行った。その結果,ハンドヘルド蛍光X線分析装置を用いて,ドライガーゼの4隅と中央部の計5点において測定した塩素のX線強度を測定し,化学分析による飛来塩分量との検量線を作成することにより,ドライガーゼに付着した飛来塩分量を推定できる可能性があると考える。
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