令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

混和材(2)

座長:小川 由布子(広島大学)

[V-12] 蒸気養生したフライアッシュ高流動コンクリートの空気量が耐凍害性に与える影響

〇齋藤 敏樹1、笹岡 満2、坂本 久宣3、石塚 浩章4、森 大祐1 (1.北電総合設計、2.北海道電力、3.北電興業、4.上田商会)

キーワード:フライアッシュ、耐久性指数、空気量、気泡間隔係数、凍結融解、蒸気養生

近年,コンクリート二次製品工場ではフライアッシュ高流動コンクリートの採用が増加している.フライアッシュの使用量が多く,フライアッシュの品質変動に伴う空気量の変動が懸念される.そこで,目標空気量を4水準,蒸気養生方法を2水準とした実験ケースにより,蒸気養生したフライアッシュ高流動コンクリートの圧縮強度試験,凍結融解試験および気泡間隔係数測定を実施した.その結果,蒸気養生方法の違いによりフレッシュ空気量が同程度であっても,硬化後空気量および気泡間隔係数(気泡分布)が異なることが分かった.本配合条件では,フレッシュ空気量が3%以上あると優れた耐凍害性を有することが分かった.

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