[V-12] 蒸気養生したフライアッシュ高流動コンクリートの空気量が耐凍害性に与える影響
キーワード:フライアッシュ、耐久性指数、空気量、気泡間隔係数、凍結融解、蒸気養生
近年,コンクリート二次製品工場ではフライアッシュ高流動コンクリートの採用が増加している.フライアッシュの使用量が多く,フライアッシュの品質変動に伴う空気量の変動が懸念される.そこで,目標空気量を4水準,蒸気養生方法を2水準とした実験ケースにより,蒸気養生したフライアッシュ高流動コンクリートの圧縮強度試験,凍結融解試験および気泡間隔係数測定を実施した.その結果,蒸気養生方法の違いによりフレッシュ空気量が同程度であっても,硬化後空気量および気泡間隔係数(気泡分布)が異なることが分かった.本配合条件では,フレッシュ空気量が3%以上あると優れた耐凍害性を有することが分かった.
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