Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

付着・定着・継手(3)/数値解析/軽量コンクリート

Chair:Yoshihito YAMAMOTO

[V-626] Proposed Design Equation for Development Length of Deformed Bars Embedded in Massive Concrete

〇Yugo Douchi1, Toshiya Tadokoro1, Tadatomo Watanabe2 (1.Railway Technical Research Institute, 2.Hokubu Consultant Co.,Ltd.)

Keywords:Concrete, Steel Bar, Development Length, Massive

土木学会のコンクリート標準示方書(設計編)では,マッシブなコンクリートに埋め込む鉄筋に対し,島らによる付着応力-すべり関係を用いて定着破壊を照査できる体系となっているが,煩雑な繰り返し計算が必要となる.本検討では,設計実務での簡易な定着破壊の照査を目的として,フーチングなどのマッシブなコンクリートに埋め込む柱や橋脚の軸方向鉄筋を対象とした定着長算定式の定式化を行った.本検討で提案した鉄筋の定着長算定式の適用範囲は,コンクリートの圧縮強度18~50N/mm2,鉄筋種別SD290~SD685,鉄筋の中心間隔2φ以上であり,実務上,問題のない適用範囲と考えられる.

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