令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断(3)/振動

座長:内藤 英樹(東北大学)

[V-667] 有限要素解析を用いた地すべりによる圧縮力を受ける橋梁の安全性評価

〇今西 駿介1、佐藤 靖彦1、田中 雄太2、渡辺 陸3 (1.早稲田大学、2.タナカコンサルタント、3.北海道大学)

キーワード:橋梁、地すべり、有限要素解析、安全性診断

近年,構造物に影響を及ぼすような地震,大雨,洪水等による土砂災害など多くの災害が発生,またそれが巨大化,複雑化している.急峻な地形で降水量も多い日本において地すべりは身近な災害の一つである.
本研究では,地すべりにより橋台が移動することで上部構造に圧縮力が作用する小規模の実在する橋梁の構造安全性を,GNSSにより得られた地すべり量ならびにひずみゲージにより得られた主桁のひずみ性状と三次元有限要素解析結果とを比較することで検討した.具体的には,降雨量,気温変化等による地すべりへの影響の有無や橋梁の応力状態に関して考察し,橋梁の安全性について検討を行った.

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