令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(材料)(1)

座長:松田 拓(三井住友建設)

[V-87] 高吸水性ポリマーを添加したコンクリートの配合設計に関する実験

〇齋藤 淳1、林 俊斉1、谷口 裕史1、五十嵐 心一2 (1.安藤ハザマ、2.金沢大学)

キーワード:高吸水性ポリマー、コンクリート用混和材

SAPをコンクリート用混和材として利用する研究が,国内外で実施されている.SAPを添加したコンクリートの配合設計では,SAPの吸水量を外割で単位水量に追加されることが多い.しかし,SAPがアルカリ水溶液を吸水する能力はRILEM提案法で測定できるものの,コンクリート中での吸水量を適切に見込む方法が無いことから,外割で加える水量が経験的要素を含んで設定されることや,外割で配合設計すると,1m3に換算して単位量を設定する必要があり実務的に不便であることが課題となる.そこで,本稿では,SAPが吸水する水量を外割で追加せずに,通常のコンクリートと同じ方法で試験練りを行い,配合を選定した結果を報告する.

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