令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(2)

座長:江口 康平(土木研究所)

[V-122] UHPFRCによる橋梁床版の補修・補強工法における目地構造に関する検討

〇渡邊 有寿1、向 俊成1、柳井 修司1、牧田 通2、加藤 健太2 (1.鹿島建設株式会社、2.中日本高速道路株式会社)

キーワード:UHPFRC、道路橋床版、補修・補強、施工目地、力学特性、物質透過性

高速道路橋のリニューアルプロジェクトでは、凍結防止剤の散布により塩害劣化したRC床版の打替えや、過去の設計基準にて建設された床版(RCまたは鋼)の上面増厚等による補強を行う。筆者らは、この打替え・増厚材料に高強度で物質移動抵抗性が高い超高性能繊維補強セメント系複合材料(以下、UHPFRCとする)を用いる新たな工法を研究・開発している。UHPFRCを打ち込む場合、橋軸方向もしくは橋軸直角方向には施工目地を設ける必要があるが、耐久性および力学特性上できるだけ弱点にならない構造とする必要がある。本研究では、最適な目地構造を選定するための基礎的な検討を実施した。

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