令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(1)

座長:谷 卓也(大成建設株式会社)

[VI-10] 覆工の型枠の取り外し時期の検討

〇鈴木 健1、諏訪 至1 (1.西松建設株式会社)

キーワード:覆工、型枠脱型、骨組構造解析

覆工コンクリートの型枠の取り外しは,施工サイクルを考慮して,地山条件を含めた骨組構造解析等で自重を考慮した解析を行って設定していることが多い.

この計算は,上述の解析条件の設定や繰り返し計算が必要であり,やや煩雑である.しかしながら,必要なパラメータは,トンネル断面形状(大きさ,形状,巻厚)と地山の弾性係数のみである.そこで,これらをパラメータとした解析を実施して,型枠の取り外し検討で求まるコンクリートの応力の推定式の作成を試みた.
検討結果から構築した推定式からコンクリートの応力を算定し,実際の検討結果と比較した.その結果,ある程度の精度で予測することができること確認した.

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