[VI-861] トンネル内狭隘区間における高番数分岐器の交換方法
キーワード:分岐器交換、トンネル内、狭隘、分岐用山越器、移動式吊上げ装置
東京地下鉄では、地下区間が全体の約85%を占めており、狭隘部での作業が基本となっている。また、一部区間では、相互直通運転の実施により夜間作業時間が極端に短い環境である。このため、分岐器改良の際は、一括で軌きょう交換することが不可能であり、分割交換している。今回施工した小竹向原駅16番SC分岐器は、可動ダイヤモンドクロッシングを有しているため、分割施工が難しく、通常の夜間作業時間で施工することは不可能であった。本工事にて、トンネル内に分岐器吊上げ装置を設置したほか、分割施工用の特殊タイプレートを使用したことで、通常の作業時間で施工が可能となったため報告する。
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