令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(7)

座長:堀 雄一郎(東日本旅客鉄道)

[VI-861] トンネル内狭隘区間における高番数分岐器の交換方法

〇今井 奨1、石川 知幸1、杉野 圭一1、吉井 久子1、本田 英司2、飯田 隆2、吉野 賢一3、今崎 長穂3 (1.東京地下鉄株式会社、2.東急軌道工業株式会社、3.東光産業株式会社)

キーワード:分岐器交換、トンネル内、狭隘、分岐用山越器、移動式吊上げ装置

東京地下鉄では、地下区間が全体の約85%を占めており、狭隘部での作業が基本となっている。また、一部区間では、相互直通運転の実施により夜間作業時間が極端に短い環境である。このため、分岐器改良の際は、一括で軌きょう交換することが不可能であり、分割交換している。今回施工した小竹向原駅16番SC分岐器は、可動ダイヤモンドクロッシングを有しているため、分割施工が難しく、通常の夜間作業時間で施工することは不可能であった。本工事にて、トンネル内に分岐器吊上げ装置を設置したほか、分割施工用の特殊タイプレートを使用したことで、通常の作業時間で施工が可能となったため報告する。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン