[VI-920] 車両検修線における電流漏れ多発箇所のレール締結構造の検討
キーワード:車両検修線、信号電流漏れ、レール締結装置、レールふく進抵抗力、絶縁性
当社の車両検修線(軌道延長方向にH形鋼の梁を設置し,その上にレールを敷設)において,レールふく進に起因する軌道回路の電流漏れが多発したため,抜本的な対策を検討した.当該箇所の課題は,レール底部を穿孔した既存不適格構造,レール締結装置を載せる場所のないH形鋼,レールふく進抵抗力が不足した締結装置の3点である.以上の課題に対し,既存のレール締結装置の撤去,既存のH形鋼はそのまま使用,既設計のレール締結装置を使用の3点を対策方針とし,H形鋼に継ぎ足し材(山形鋼)を設置することにより,レール締結装置の座面を確保し,既設計のレール締結装置を使用可能とした.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン