令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工計画(4)

座長:木村 聡(安藤・間)

[VI-1046] 軟弱地盤中での排水管敷設方法の工夫

〇岡畑 直努1、鈴木 誠2、二ノ宮 悟志2、山口 正治1、安藤 陽1、平田 望1 (1.清水建設(株)、2.国土交通省関東地方整備局東京空港整備事務所)

キーワード:ウェルポイント工法、試験施工、軟弱地盤

本工事は、羽田空港の一区画において、盛土・排水管敷設工事を行うものであった。
排水管敷設にあたり、当初法を切ったオープン掘削による設置を計画していた。しかし、想定より地山が悪く自立しないこと、また、地下水位も高いことから、当初計画では設置できないことが分かった。
そこで、以下2点の対策を立案した。
①土留め工法の実施
②ウェルポイント工法による地下水位低下
土留め工法を基本とした、釜場排水とウェルポイント工法の施工性比較のため、試験施工を実施した。
試験施工の結果より、ウェルポイントの有効性、ウェル1本あたりの揚水量などを事前に把握できたことで、合理的な設計となり、無事に工事を完了することができた。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン