[VI-389] 下水道管渠の集合的な維持管理実施のための更新対象地域の特定手法
キーワード:地理情報、統計的劣化予測、下水道管渠
近年,下水道事業において,下水道管渠の老朽化が顕在化し,更新が必要な下水道管渠の数が増加していくことが予想される.管渠は,地域に広範に点在する社会基盤構造物であり,維持管理に係る機会と費用の効率化の観点から集合的な維持管理を行うことが望ましい.管渠の更新について考えると,損傷の危険性のある管渠の密度が大きいかつ損傷時の影響が大きな地域について優先的に更新を試みることが肝要である.本研究では,管渠の劣化速度と地域の人口密度を総合的に考慮した維持管理上のリスクに関する指標を設定し,リスクの大きな管渠の密集した更新対象地域を特定する手法を提案する.
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