令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル(14)

座長:松田 敏(熊谷組)

[VI-782] 地震発生時の既設道路トンネルの被害程度予測手法の改良

〇浦川 佳樹1、林 久資1、進士 正人1 (1.山口大学大学院 創成科学研究科)

キーワード:トンネル、地震、維持管理

わが国で管理されている道路トンネル数は約1万本である.このうち,建設後50年を超えたトンネルの割合は,現在は20%程度であるが,20年後には半数程度へと増加する.加えて,わが国は地震国といわれており,地震発生リスクも高い.本研究では,トンネルの健全性を急激に低下させる要因の一つに地震被害を想定し,トンネル地震被害報告が一定数みられた新潟中越地震におけるトンネル被害を分析し,既往研究で提案された地震が発生した際の被害程度を予測するための予測式の改良を行った.また,その予測式を山口県のトンネルに適用し,トンネルの地震被害リスクを想定した対策優先トンネルの選定を提案した.

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