令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理(4)

座長:松井 雅紀(鹿島建設)

[VI-827] 長距離圧送におけるコンクリートの性状変化に関する一考察

〇仲野 弘識1、堀 昭1、大橋 英紀1、土師 康一1 (1.戸田建設)

キーワード:品質管理、中流動コンクリート、長距離圧送、フレッシュ性状

本稿は,長距離ポンプ圧送施工において,配合変更による圧送可能距離の妥当性を検討するため,実施工におけるコンクリートの性状変化の把握を目的として行った確認試験の結果について報告するものである.使用したコンクリートは,軽微な締固めを必要とする高流動コンクリート(スランプフロー350~500mm,以下中流動コンクリートとする)およびスランプ21cmの普通コンクリートとした.中流動コンクリートのスランプフローは,圧送による影響は小さく,経時変化の影響を受けやすい結果となった.普通コンクリートのスランプは,経時および圧送の影響が大きく,圧送距離が増加するとスランプの低下量が増加する傾向を示した.

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