令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理(4)

座長:松井 雅紀(鹿島建設)

[VI-830] RI密度計と各種センサを用いたセメントスラリーの品質管理手法の適用事例

〇熊原 郷介1、池永 太一1、谷口 龍1 (1.ソイルアンドロックエンジニアリング)

キーワード:地盤改良、セメントミルク、密度、温度、品質管理、自動計測

地盤改良工事の一つである柱状改良工法において,一般的にセメントミルクの品質管理は
試料を直接採取し密度や強度を確認する方法で行われており,ICT技術を用いた省力化,
全量管理による合理化を進める必要がある.本事例はシールド工事等で泥水の密度管理に
用いられている配管用RI密度計と,各種センサを連動させた,連続して全量リアルタイム
な計測による品質管理手法を適用したものである.従来の測定方法との誤差も少なく精度
良く密度の連続測定が可能であることが確認できた.各種センサと連動させることでより
良い精度を実現できることも実証でき,これから見込まれるICTへの活用,より良い品質
管理への貢献が期待できる.

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