令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(8)

座長:平尾 博樹(東海旅客鉄道株式会社)

[VI-873] レール荒仕上げ機の開発試験

〇松浦 義剛1、松井 精一1、今吉 俊一1 (1.レールテック)

キーワード:フラッシュバット、レール底部切削

レールテックは、レールの溶接を行い、ロングレールをJR西日本管内の在来線へ供給している.溶接部には、レール全周に約20mm幅の押し抜きバリが発生する.現行のレール荒仕上げ機は、レール底部裏面のみの余盛を切削する機械であり、レール底部上面、側面は、人力による研磨作業をすることで余盛を除去している.しかし、研磨作業はハンドグラインダーを用いることから、重労働であり、労災のリスクがある.さらに夏期には作業現場が高温となり熱中症のリスクもあるため、労働環境の改善が求められている.そこで、研磨作業を機械化するため、レール底部全周の余盛を切削することができるレール荒仕上げ機の開発を行っている.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン