令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(8)

座長:谷田 友里恵(清水建設㈱)

[VI-967] 大深度・高水圧・軟弱地盤を抱えた土質条件下におけるシールド発進時の技術的課題とその対策

〇宮口 往久1、飯島 知哉1、青木 孝平1、中村 凌太郎1 (1.大成建設)

キーワード:シールド発進、大深度、高水圧、SEW工法、逸泥防止、下り勾配発進

本工事では,インフラ整備および安定性向上を図る事業の一環として,茨城県北東部を流下し,一級河川である那珂川の河床下を横断するシールドトンネルを構築した.シールド路線は,沖積層が特に厚く分布しており,完成後のインフラ設備およびシールドトンネルの安定性,施工時の安全性を考慮し,大深度下でのシールドトンネル構築が必要となった.大深度・高水圧・軟弱地盤を抱えた土質条件下において安全で確実なシールド発進を実現させるため,いくつもの技術的課題を解決する必要があった.技術的課題への対応策を講じた結果,大深度・高水圧・軟弱地盤を抱える厳しい条件下からシールド機を円滑に発進することができた.

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