令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(2)

座長:服部 明彦(ウエスコ)

[VI-16] 山岳トンネル坑内におけるメッシュ型無線LANの適用性の検証

〇市澤 佑樹1、上野 裕太2、藤田 真司2、石田 仁2 (1.ペンタテクノサービス、2.五洋建設)

キーワード:無線LAN、山岳トンネル、生産性向上、ネットワーク

近年建設現場におけるICTの普及は目覚しく,大容量通信を必要とする高度なICTツールを用いた遠隔検査やAR検査なども普及しつつある.しかしながら,建設現場では良好な通信環境が確保できないケースも多く,山岳トンネル坑内のような閉鎖空間では,4G等の公衆高速データ通信網が使用できないため,別途,通信環境を構築する必要がある.本研究では,施工中の山岳トンネル坑内で安定した大容量通信環境を実現するため,通信方式としてメッシュ型無線LANを選定し,その適用性の検証実験を行った.トンネル坑内では障害物や各種作業等の影響があるものの,適切なAPの配置を行えば安定した通信の維持が可能であることが確認できた.

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