令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設ロボット/自動化システム(3)

座長:青木 浩章(大成建設)

[VI-1151] 自動化施工システムにおける施工計画作成への最適化手法の導入

〇高見 聡1、出石 陽一1、青木 恒1、浜本 研一1、三浦 悟1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:施工計画、自動化施工、最適化問題、遺伝的アルゴリズム、作業時間

筆者らは,建設機械の自動化を核とした次世代建設生産システム(以下自動化施工システム)の開発を進めている.
自動化した建機を稼働させるためには全ての作業を定量的に指示する必要がある.しかしながら,人手により作業データを作成することは困難である.また,作業時間やコストがより高くなるように施工計画を立案することが重要である.
こうした課題を踏まえ,自動化施工システムでは,施工計画の最適化を図るスケジューラを開発している.本稿では,最適化スケジューラの概要を示すとともに,ダム現場を模した模擬データを使い施工計画を試験的に立案した結果を報告する.

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