令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

土留め(2)/建設環境

座長:宮田 和(清水建設)

[VI-133] 鋳物集塵ダストを利用した流動化処理土の開発

〇武田 厚1、三浦 俊彦1、香川 敦1、八幡 一義2、廣渡 孝3、小野 朝暘3 (1.(株)大林組、2.アイシン高丘(株)、3.小野田ケミコ(株))

キーワード:流動化処理土、鋳物集塵ダスト、分級、不溶化、ブリーディング

鋳物製造工程で排出される集塵ダストは、大部分が産業廃棄物として埋立処分されている。本報告は、鋳物集塵ダストを流動化処理土として再利用する方法を検証したものである。その結果、集塵ダストをふるい分級し、再混合することで、流動化処理土の粘土分の代替品として再利用できることを確認できた。ただし、硬化物からは、重金属類が溶出する可能性がある。このため、流動化処理土の用途によっては、消石灰を添加することで、不溶化処理を施す必要がある。

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