Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

橋梁(1)

Chair:Yutaka Negishi

[VI-205] Study of camber of the PC box-girder bridge with wide width and sharp curves

〇Kodai TSUZUKI1, Yusuke KAWAKATSU1, Ryoichi MORII1, Yohei IMAI1 (1.SHIMIZU CORPORATION)

Keywords:Prestressed Concrete Bridge, Calculation of Camber , Curved Bridge

広幅員かつ急曲線,急勾配を有するPC3径間ラーメン2室箱桁橋の3次元による上げ越し量の影響の考察と施工後の橋面高さの実績を報告する.計画段階において,3次元骨組モデルを作成し,最大張出し時の自重による左右のたわみ量の違いは最大4%であることを確認した.しかし,2次元骨組解析により算出した上げ越し量は最大でも18.6mmであったことから,本橋では3次元的な影響は考慮しないこととした.実施工において,計画値との差は最大29mmであり,構造中心と左右の計画値との差は最大張出し部で6mm程度であったことから,本橋のような橋梁であれば3次元的な影響を加味せずとも十分にたわみ量を管理可能であると考える.

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