令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(2)

座長:杉山 律(安藤・間)

[VI-362] 新富良野大橋A橋の施工ー厳冬期の張出し施工ー

〇丸田 雅晴1、菊地 和彦2、山崎 勲2、大岡 和男1、坪倉 辰雄1、森山 公雄1 (1.大林組、2.国土交通省)

キーワード:寒中コンクリート、PC上部工、張出し架設

新富良野大橋は富良野北道路区間に位置し,空知川に架かる全長619mの橋梁である。施工箇所の冬期の気温は、過去30年の1月の平均気温で-9℃まで低下し、最低気温では-30℃を下回る年もあった。このような極寒の環境下において通年で施工を実施することとなるため、寒中コンクリートへの対応が必須であった。工事初期段階での全体工程の変更や、張出し施工中の養生仮囲い内部の給熱養生やコンクリートへの保温養生、他に養生温度のリアルタイム計測などを行い施工を進めた。こうして懸念されていた初期凍害などの不具合も発生せず、また各種設備やシステムについても不備なく張出し施工を終えることができた。

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