令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術(2)

座長:杉山 律(安藤・間)

[VI-363] 簡易組立式仮設橋梁の耐震性に関する一考察

〇小林 博之1、古川 哲哉1、清宮 理1 (1.ジェコス)

キーワード:簡易組立式仮設橋梁、動的解析法、耐震設計、レベル2地震動

橋梁の架け替え時迂回路等に使用される簡易組立式仮設橋梁は、供用期間が短いことから、耐震性能についてはレベル1を確保することが従来の考え方である。近年では跨線橋や跨道橋、高規格道路の代替路として仮設橋梁が使用される場合は、落橋時の社会的影響が大きいことから、より高い耐震性能を要求されることが増加している。そこで仮設橋梁に対してレベル2の耐震性能を明らかにするために、一般的に使用される仮設橋梁をモデル化して、動的解析を試みた。その結果、地盤条件や地震波によっては一部部材が座屈する等の現象が生じるが、落橋や崩壊に至ることは無く、仮設構造といえども高い耐震性能を有していることが明らかとなった。

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