令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

港湾・海洋・河川構造物(1)

座長:中村 広規(大成建設)

[VI-66] 突棒による鋼製構造物近傍の不発弾探査

〇山下 賢司1、石崎 靖人1、三上 武仁2、田中 康貴2 (1.前田建設工業、2.日本ジタン)

キーワード:不発弾探査、突棒探査、浚渫工事、沖縄県

不発弾探査は、磁気による方法が一般的である。しかしながら、鋼矢板など鋼製構造物近傍では、磁界が乱されるため磁気探査に代えて突棒による物理的な探査や簡易探査計を用いた潜水士による方法が推奨されている。一方、沖縄県においては、先の大戦にて多数の爆弾が投下され、多種多様な不発弾が存在する。そのため、突棒探査における現行の積算基準等の基準類が実態に即していない場合がある。本報は、沖縄県下の浚渫工事に先立ち、実施した突棒探査の概要と探査能力について、現行の基準類と比較・検討した結果を報告するものである。

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