令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(3)

座長:江里口 玲(太平洋セメント)

[VI-290] UAVを用いた海岸構造物等の形状取得精度に関する考察

橋中 秀典1、佐々木 信和1、〇池内 正俊1 (1.パシフィックコンサルタンツ株式会社)

キーワード:簡易UAV、リアリティキャプチャ、砂浜海岸、侵食、断面形状

近年、多く普及している簡易UAVは小型かつ安価であり、UAV導入の糸口となりうることが多いだろう。筆者らは簡易UAVを現地調査等に使用し、空撮を試みた後、撮影した動画・画像からリアリティキャプチャを実施し現地調査への適用性について検討することを目的とした。
調査対象箇所は風浪による侵食が著しい西湘海岸で実施し、砂浜変化や消波ブロック等の構造物の変化に着目し、その鮮明さに重点を置いた。
結果として、簡易UAVでも十分な形状把握や現地調査が行えると判明したことと、点群などの形状取得については、UAVのカメラ解像度や飛行方法などから精度が異なる結果を残し、今後さらなる検証を行う必要があると結論づいた。

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