令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(4)

座長:河邉 信之(安藤・間)

[VI-34] 地すべり対策盛土と小土被り区間におけるⅡ期線トンネル掘削時の沈下抑制

〇中田 稔1、小澤 隆二2、宍戸 元紀2、桑原 誠1、藤野 宏英1、市川 晃央1 (1.竹中土木、2.東日本高速道路)

キーワード:地すべり地、押え盛土、小土被り、Ⅱ期線トンネル、補助工法

1.目的
 強風化岩からなる地山をトンネル掘削したために生じた沈下挙動とその対策検討について報告する.
2.要旨
 大久トンネルは,いわき中央IC~広野IC間のほぼ中間に位置し,今回施工したⅡ期線は延長526mの山岳トンネルである.本トンネルの終点側には「藤倉地すべり地」が分布しており,Ⅰ期線で施工した地すべり対策盛土内かつ小土被り区間をⅡ期線トンネルで掘削する計画である.
3.結論
 事前に地すべり対策盛土を増強するとともに,トンネル坑内外の計測と地すべり動態観測によりモニタリングを行いながら,15箇月の歳月を要して無事トンネルが貫通した.

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