令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(1)

座長:及川 祐也(鉄道総合技術研究所)

[VI-228] 高番数分岐器における転換負荷の一考察

〇中島 裕晋1、安藤 洋次郎1、堀 雄一郎1 (1.JR東日本)

キーワード:高番数分岐器、曲線分岐器、ポイント不転換、転換負荷、平面性変位

高番数分岐器の接着不良原因の1つに,第2転てつ棒のストローク調整が不十分な場合がある.その場合,第2スイッチアジャスタの調整を強くし,トングレールを基本レールに適切に接着させることが必要である.しかし,経験的に第2スイッチアジャスタの調整を強くすると転換力が増大し,分岐器不転換の要因となり得ることから,第2スイッチアジャスタの調整が弱く接着不良となるケースが散見された.そこで,第2スイッチアジャスタの調整を変化させたとき,および曲線分岐器のカントを変化させた場合と平面性変位を設けた場合の転換負荷の測定を行い,これら要因が転換負荷に与える影響の分析を行い,保守管理上の留意点について考察を行った.

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