令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

検査技術・診断(4)

座長:船津 貴弘((株)安藤・間 技術研究所)

[VI-306] 橋梁維持管理に資する定量データ取得のための橋梁たわみ計測技術の実証実験

〇松山 公年1、園田 崇博1、小野 洋一2 (1.日本工営、2.茨城県建設技術公社)

キーワード:橋梁、たわみ、加速度、画像、優先順位評価、監視

橋梁管理者は,点検により橋梁の健全性を判定し,判定区分に応じた維持管理を行っている.一方,早期に措置を行うべき橋梁に対して予算や人員が十分でなく,次回点検までの措置が困難な場合がある.この状況に対し,定期点検で判定された健全性の判断を補助する定量データを取得し,措置の要否や優先順位付けに活用することができれば,限られた予算や人員の中でも,効率的な維持管理が可能となると考えられる.そこで,定量データの一つとして「たわみ」に着目し,複数のたわみ計測技術について実証実験を行った.その結果、計測の目的や橋梁条件等に応じて適切な手法を選択することで、高い精度で橋梁のたわみ計測が可能であることが示された。

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