令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(5)

座長:上岡 真也(清水建設株式会社)

[VI-431] 都市部における既設廃線トンネルに近接した山岳トンネルの設計と施工に関する一考察

〇山田 浩幸1、平松 丈1、森岡 大智1、浦本 康仁2 (1.株式会社 鴻池組、2.国土交通省 近畿地方整備局 兵庫国道事務所)

キーワード:山岳トンネル、近接施工、補助工法、数値解析、CIM

城山トンネルは,都市部における延長L=311mの山岳トンネルである.北側に武庫川,南側にJR福知山線,計画トンネル上部に旧JR隧道や関西電力鉄塔を有する急斜地に位置し,供用中の国道176号に近接して施工する.トンネルの高度な設計・施工技術が必要になることから,設計段階から施工者が参画し,施工の実施を前提として設計に対する技術協力を行う技術提案交渉方式の技術協力・施工タイプ(ECI方式)が採用された.本稿では,設計時の技術協力業務の概要と施工が完了している廃線トンネルの閉塞工および本坑掘削時の補助工法について述べる.

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