令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(2)

座長:佐古 武彦(九州旅客鉄道)

[VI-522] 踏切内で検出されたレール底部の傷に対する追跡調査

〇町田 光孝1 (1.日本機械保線)

キーワード:レール傷、探傷、踏切、腐食

レール内部の傷を発見する方法として、一次検査として当社が受け持つレール検測車による探傷が行われる。検出される傷には、底部横裂と呼ばれるレール底部に発生する傷があり、極めて急進性が高く、折損に直結する傷である。レール検測車の探傷では度々、踏切内にて群発的に発生した底部横裂のグラフィックが検出される。このグラフィックが、実際に底部横裂の場合、レール折損まで至る可能性がありるため、現場での二次検査に同行し、またレール更換時に発生レールを調査する等レール底部に検出される傷の追跡調査を実施した。その結果、レール底部の腐食による段差を検知していた事が判明したため、報告する。

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