令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(2)

座長:佐古 武彦(九州旅客鉄道)

[VI-524] レール削正作業の品質向上および効率化の取組み

〇村上 邦宏1、服部 哲1、平野 貴宣2 (1.レールテック、2.西日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:レール削正、削正パターン

JR西日本におけるレール削正は、レール表層部の疲労層除去によるレール交換周期の延伸を目的に実施している。これまで、スペノ社製レール削正車による削正作業(以下、スペノ削正)において、パス数や砥石角度の見直しを重ね、高品質で効果的なスペノ削正方法の検討に取組んできた。本論文では、さらなる削正作業の効率化に向け、作業中に削正パターンを変更して行った試験削正の結果について述べる。また、スペノ削正に必要な現地調査の簡略化を目的とした2次元変位センサーを用いたレール断面形状測定の手法について検証した結果を述べる。

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