令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(2)

座長:佐古 武彦(九州旅客鉄道)

[VI-529] 腐食レール締結装置の余寿命推定に関する検討

〇太田 晋一1、弟子丸 将1、三原 輝久1 (1.公益財団法人 鉄道総合技術研究所)

キーワード:レール締結装置、締結ばね、腐食

トンネル等の腐食環境下では,レール締結装置の腐食が進行することによる部材強度および寿命の低下が示されているため,レール締結装置の保守管理上,その敷設環境状況を考慮した耐用年数を検討しておくことが重要である.本研究では,著しい腐食環境下に敷設されているレール締結装置について,主要部材である締結ばねを対象とし,腐食の程度に応じた締結ばねの余寿命を推定した.その結果,最も腐食が進行している締結ばねの余寿命は最小11年であることが試算された.

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