令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(2)

座長:井上 隆広(安藤・間)

[VI-543] 地中障害物を有する営業線直下における『ミリングシールド工法』の実用化について

〇田口 七生1、松尾 琢夫1 (1.前田建設工業)

キーワード:ミリングシールド工法、地中障害物切削、前方探査、軌道計測、画像変位計測システム

当該工事は田町ふれあい公園から大師河原ポンプ場を管きょで結ぶものであり,JR東日本,JR貨物線および神奈川臨海鉄道の3社の軌道下を通過する.シールド機が軌道下を通過する際,軌道の沈下を最小限にとどめ,列車運行の安全を確保しなければならない.さらに,軌道敷区間内において,JR東日本のボックスカルバート築造時の地中障害物(残置鋼矢板Ⅳ型)が支障になることが予想され,シールド機による地中障害物撤去が課題とされた.本稿では,シールド機に日本国内初となる地中障害物切削装置を搭載したミリングシールド工法および画像変位計測システムによる軌道計測結果の事例を報告するものである.

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