[VI-605] 切土法面の地すべり状況と対策工について
キーワード:地すべり、対策工
産業廃棄物の埋立地造成に伴う切土において,その施工途中に法面変状が発生した.工期や埋立容量への影響,および安定性の信頼性を重視し,発注者協議のもと押さえ盛土+抑止杭を対策として講じた.初期対応として実施した押さえ盛土を残置し,かつ下位の法面勾配を緩くした.また,不足する抑止力を確保するために抑止杭(2m間隔で46本(L=9.5m/本,267.4mm,t=10.0mm))を施工した.動態観測の初期値計測から,対策工完了後までの変位の推移としては,初期対応の押さえ盛土完了後および対策工である抑止杭工が完了した後も変位の増大は確認されなかった.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン