令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

各種基礎

座長:長澤 正明(清水建設(株))

[VI-196] ニューマチックケーソン工法中埋コンクリートの打込み管理

〇立川 大介1、八島 明生1、古田 真人1、酒井 智哉1、赤池 考起1 (1.安藤ハザマ)

キーワード:ニューマチックケーソン工法、中埋コンクリート、低所への圧送、管内圧力、閉塞

ニューマチックケーソン工法の作業室に打込まれるコンクリートは,中埋コンクリートと呼ばれ,締め固めることなく作業室内を充填でき,地上から数十m下方に閉塞せず圧送できることが必要である.本報告では,新潟県長岡市に建設された橋脚の中埋コンクリートの打込みにおいて,圧送時の管内圧力を測定し,打込み管理を行った.その結果,打込み速度を一定の場合,管内圧力は安定していること,打込み速度を急激に速くすると,コンクリートの流れが阻害され,圧送負荷が大きくなり,閉塞等の危険性が高くなることが確認できた.

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