令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(3)

座長:林 宏延(鹿島建設)

[VI-517] 線路切替え時のスラブ桁横取架設工

〇後田 真里1、桑島 元信2、沖西 学2、齋藤 英弘1 (1.大成建設株式会社、2.阪神電気鉄道株式会社)

キーワード:線路切替え、横取り工法、横取りジャッキ

阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差工事において、高架化最終点における線路切替えを実施した。一晩で営業線として使用している上り線の仮鋼桁を、本設スラブ桁に切替えた。仮鋼桁と計画スラブ桁とが平面的に干渉していたため、線路切替え当夜の短時間にクレーンによる仮鋼桁の直接撤去、及び本設スラブ桁の横取り移動を実施した。土木・軌道・電気工事を同一作業場所で実施するため、土木工事を速やかに進捗させ、後工程の軌道・電気工事に早期に引渡す必要があり、土木工事に与えられた時間は最初の約105分間と短かったが、予定より早い時刻(約15分間短縮)にて引渡すことができ、無事に線路切替えを完遂することができた。

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