令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(3)

座長:髙須 豊(東海旅客鉄道)

[VI-540] 軌道整備における軌陸型重機導入のための必要施工量に関する分析

〇下野 大樹1、家田 仁2 (1.東武鉄道、2.政策研究大学院大学)

キーワード:保線、軌道整備、機械化、大手民鉄、スケールメリット

生産年齢人口の減少に伴い,今後働き手の確保が難しくなることが想定されるため,保線部門においても作業の機械化等による省力化を推進していく必要がある.本研究では,軌道整備のさらなる機械化のため,軌陸型重機を用いた機械施工の導入のために必要な年間施工量およびその導入効果を明らかにすることを目的とし,人力施工による軌道整備実績を基に機械施工の導入シミュレーションを実施した.その結果,年間5,000m程度の施工量があれば機械施工導入の費用面におけるアドバンテージが得られることがわかり,大手民鉄においてもその導入が十分に可能であることを示した.

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