Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第VI部門

検査技術・診断(6)

Chair:Takayoshi Tomii

[VI-574] Development of multi-channel eddy current testing system for cracks under coating in steel bridges.

〇Takeru Oohashi1, Yusuke Setoguchi1, Hiroaki Hatanaka1 (1.IHI Corporation)

Keywords:Infrastructure, Steel bridge, Eddy current testing, Crack, Coating crack, Screening

鋼橋においては目視点検にて塗膜割れが確認されると、塗膜下の疲労き裂が懸念されるため、塗膜を除去したのち磁粉探傷試験による詳細検査が行われる。しかし塗膜割れ部に疲労き裂が確認されることはあまりなく、詳細検査実施による検査時間とコストの増大が課題となっている。渦電流探傷技術は、き裂等の表面きずを検出可能な技術であるが、塗膜等により部材とプローブ間にリフトオフが発生すると、探傷感度が低下する。そのため、検査技術者の技量に依存するところが大きく、見落としが懸念されている。そこで本研究では、渦電流探傷プローブの高感度化及びアレイ化により、塗膜下のき裂を見落としなく検出可能な探傷システムを開発した。

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