令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM(1)

座長:北原 剛(大成建設)

[VI-232] BIM・CIMとICTを活用したPC箱桁橋梁における生産性の向上について(その3)

〇金野 幸治1、若林 良幸2、保田 敬一3、赤松 輝雄2、三谷 健太朗4 (1.株式会社インフォマティクス、2.株式会社IHIインフラ建設、3.オフィスケイワン株式会社、4.国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所)

キーワード:BIM/CIMモデル、MR技術、出来形検査自動化、生産性向上、品質管理、属性情報

BIM/CIMモデルとICT技術の活用は,建設現場の労働生産性を高めるポイントであり,品質管理の高度化や維持管理までの各段階において3Dモデルと連携することで,さらなる発展も期待できる.今回,PC箱桁橋梁の施工現場にて,BIM/CIMモデルとTS測量機・画像解析・MR技術などのICTと組み合わせ,デジタルデータを取得しながら,次の3項目の新技術を試行した.①橋梁建設機械4Dシステムによる施工管理,②UAV撮影画像による配筋検査,③MR技術による型枠・出来形検査.これらの①~③の取り組みにおいて,従来作業と比べて約22~29%の生産性向上を確認できた.本報告では③について述べる.

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