令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(7)

座長:嶋本 敬介(鉄道総合技術研究所)

[VI-641] 切羽当り取りガイダンスシステムの開発

〇上原 弓弦1、鈴木 雅浩1、江口 康則2、菅原 伸生3、小仲井 一朗1 (1.大成建設株式会社、2.株式会社演算工房 、3.株式会社アクティオ)

キーワード:トンネル切羽安全、当り取り、ガイダンスシステム、トータルステーション、プリズム、傾斜計

山岳トンネル工事で、切羽崩落災害は重大災害につながる。この災害防止には、切羽付近の立入を無くすことが重要である。現況の当り取り作業の確認は、切羽付近で作業員が目視で実施している。これは、作業員が切羽崩落災害に巻き込まれるリスクが高い。作業員の安全確保を目的として、切羽付近に立入ることなく掘削断面形状を把握可能な、高精度な施工支援システム、切羽当り取りガイダンスシステムを開発した。本報では、切羽当り取りガイダンスシステムの現場試験結果について報告する。

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